Why をとことん大事にする
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人は 「何を (what) 」 ではなく 「なぜ (why) 」 に動かされる
「なぜ」 というのは、自分の動機、ビジョンや理念です。自分が信じている why を語り、共感が生まれれば人々を惹きつけることができるという考え方
だとすれば、チームのリーダーにとって大切なのは、その「Why?」、各メンバーが働く理由が、チーム全体に伝わっていることですよね。
リーダーシップにおいて各メンバーが働く理由が、チーム全体に伝わっていることが大切 それがない状態で無意味な長時間労働を続けることには全く意味がない
そうしたらやっぱり、「生産性だけ高ければいい」「お金だけもらえればいい」じゃなくて、「成長できる」とか、「人に笑顔を与えられる」とか、「そんな人の笑顔を見て自分も幸せに思える」とか、そんな「Why?」を会社で見つけたいですよね。
リーダーが生産性だけを見ていてはダメ。なぜやるのか?を大事にしたい。
ノーツ・デイは、会社が主催する丸一日がかりの社内イベントで、事前に社員がピクサーについて議論したいトピックを挙げて、投票し、得票数の多かったトピックについて各部屋を設け、自由に出入りしながら話し合う、という場なんです。
例えば、「なぜ、社内の上下関係はなくならないのか?」、「なぜ、テクニカル部門とアート部門とでメンバー間の衝突が起こるのか?」、「なぜ、監督が無理を言うあまりにスタッフが苦しまないといけないのか?」ーー。
組織課題について議論する場として有用
僕もよくこの話をトンコハウスのみんなとするんですけど、「なぜ、この仕事をするのか」、この「Why?」の部分が明確になっていないと、たとえどんなに長く働いても、どんなに効率的に結果を残せたとしても、まったく意味がない。
Why をとことん大事にする
エドは「Why?」という言い方はしていませんでしたが、明らかにそれを一人ひとりに考えさせて、常に問うてくるんです。「会社としての『Why?』はこうだけど、君はどう思う?」、と。「会社のWhy?」を押しつけるわけでもなく、メンバーがうまく答えられなくても、「それってこういうこと?」と代弁して、導くのが上手かった。
Why を引き出す、Why を押しつけない